ワーママ。

フルタイムワーママとして張り切っていた私。核家族が仕事家事育児を回しながら、笑って過ごすにはかなりの努力を要すると悟る。世の中の共働き家庭が、少しでも笑顔でゆっくり休める時間をつくりたい。

家事サービスを使わない理由

昨日の記事で、ワーママは周囲の人やサービスの助けを借りてやっていかなければというようなことを書いた。しかし私自身も、こと外部サービスの利用に関しては二の足を踏んでしまう。

最近では、クラウドソーシング的なシッターさん探しサイトや、家事お助け人探しサイトがいくつもある。私も、友人の結婚式の際など、やむを得ない事情がある時にはシッターさんをお願いして来て頂いたことが何回かある。(話はそれるが、絶賛人見知り中のモンスターチャイルドを怒涛の勢いで手なずけた、とても安心できるプロフェッショナルなシッターさんで感激だった)

kidsline.me

ただ、家事代行については未経験だ。以下のような「気軽に利用できる」雰囲気のサイトがあるのは知っているが、使ったことはないのだ。

casy.co.jp

taskaji.jp

こんなに、日々、助けが欲しいと思っているのに頼まないのは何故だろう。

理由は、経済的ハードルと心理的ハードルの二つある。経済的ハードルは明白。家事代行サービスをお願いするのには、安価なものであっても1時間2000円程度はかかる。週1回2時間お願いするのにも単純計算で月16,000円。手数料も含めると余裕を持って20,000円程度はみておくべきだろう。これは、我慢して家事を自分が丸抱えすると、かからないコストだ。そう考えると、まぁ頼まなくても頑張ろうか、と思ってしまう。

心理的ハードルは、そのサービスを使ったことがないからこその不安だ。質が分からない。知らない人を家に入れるのは緊張する。どのサイトを使えばよいのか分からない。手続きが面倒。そもそもちょっと来てもらったくらいで効果はあるのか。いつ来てもらえばいいのか。などなど。考えているだけで面倒になり、頼むまでに結局「もういっか!」となってしまう。

実は、こういった外部のサービスの使用を検討する際には、経済面よりも心理的なハードルの方が使用を阻害する要因として大きいと感じる。月20,000円というと、飲み会4回分(5,000/回として)。ママになってからは飲み会の回数も激減しているので、そのくらいは節約できているとみてよいし、例えば旅行に行く時、このくらいの金額は深く考えずに使ってしまうようなものでもある。「何が何でも出せない」ような金額ではない。でも、色々考えた結果、使い始めないのである。

この「面倒さ」を排除する必要があると感じる。そのためには、まず一度試してみて、その良さを知ることが必要なのかもしれない。試す、という一歩のためにはどういうサポートが必要なのだろうか。今後自分でサービスを立ち上げる上でもとても重要な課題だ。