託児付きイベントの難しさを実感
気づいたら投稿が滞っていました。。
イベントはつつがなく?終了。登壇者と参加者の距離が近かったので、割とざっくばらんとした話まで聞けてよいものになりました。にしても、託児を無料で提供するっていうのはかなり大変でした。
①イベントへのシッター派遣を頼もうとすると事業者であることが求められる会社が多い
②派遣人数確定のために事前に託児を受ける人の人数と年齢を確定させる必要がある(直前までわからん)
③ドタキャンリスク
④子を自分でみる人(あるいは託児を必要としない子供)と託児で預かる子供のスペース分け
考えることが多すぎて、「無料託児付きイベント」のすごさというか、面倒さを実感しました。よっぽどの理念があるか、あるいは託児付きセミナー以外では集客が絶対にできないビジネスへの呼び込みじゃない限り(親子留学とか、親子でするお稽古とかそういうの?)託児つきイベントとか用意しないだろうなー。パパ向けの子育て考えるセミナーみたいなやつが、普通に平日夜に開催されるのも頷ける。
難しいな。でもとりあえず、やってわかることがあるので、やってみてよかったです。
Learn for Life
今日は、広尾学園で開催されているLearn for Lifeのコンベンションに参加してみました。教育業界からは離れてしまいますが、興味は持ち続けたいと思っているので、こういったイベントにはこれからも積極的に参加したいと思っています。
基調講演で、鈴木寛さんが公演していました。
曰く、日本の教育レベルは結構いい線いっている、とのこと。レベル的には、大学もPISAなどの中等教育の成果をみても、かけている国家予算を鑑みるとかなり良いと。(でもそういった「いいところ」はメディア受けしないので、不安マーケティングで悪いところばかりが取りざたされるとw)
ただ、日本の問題は、Active Learnerが少なく、「指示待ち人間」が多すぎる。そして、学ぶことは好きではない。日本は、アンケート調査で、「勉強や学ぶことが好き」な人が少ないのに、学力は世界的に上位。(つまり、日本の教育者は「やる気のない人に実力をつける」という意味ではすごい技術者であるので、日本の教育を輸出しようとしているそう笑)
また、ちなみに、鈴木寛さんはActive Learnerを増やしていきたいと言っていたのに、今はActive Learning型押し付け(passive)教育が流行ってしまっている、らしい笑。
それをどうやって実現するか。学習指導要領を変えるのはもちろん、抜本的に変えるために、大学入試改革をしようとしているそう。そもそも、現場である中学や高校は学習指導要領よりも入試を重視する。そのため、具体的には、マークシート型入試を変えていき、「トレーニングで正誤判断したり、間違い探しをしたり」といった能力を鍛えることをやめさせるのが先決であると思うとのことでした。
また、AO入試のような、高校で何をどう取り組んできたかを問うような入試方法を2020年までに国立大学の3割で導入させる(そしてすでに2017年に1割、2018年に2割と増加しているので実現可能っぽい)とのことです。
久しぶりに教育のイベントに出たので、面白かったです。うちの子@2歳が大学に入る頃には、だいぶ変わっているのかなあ。そうだと良いなー。
ハロートレーニング
求職者が、無料で講習を受けられる国のシステムがあります。
ハロートレーニング
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/rishokusha.html
恥ずかしながら、今日初めて知りました。ママが何らかの技術を身につけて再就職を目指す場合には、講習を受けている間、食費などの実費のみで、託児もお願いできます!
新しい分野で再就職をしたい場合には、とても良いサービスですね^ ^
色んなサポートについても、勉強せねば。
世界は広がる
先日は、大学時代の先輩とランチをしてきました。この先輩、某有名金融機関で新卒で働いた後、今はできて3年のベンチャーに勤務しています。
この夏に出産予定とのこと。イベントや私が起業に興味を持っていることを知って、連絡をくれました。
この先輩の今の職場が子育て世帯に優しいシステムを持っているということで、今の職場での働き方や、システムなど色々と教えてもらいました。この先輩の会社は、福利厚生として家事代行のサービスを入れていて、月1万円相当のサービスを無料で使えるそうです。私が社員だったら、すごく嬉しいだろうなぁ。このベンチャーはシングルマザーが起業した会社なので、事業内容は子育て支援とは関係なくともそういう福利厚生入れたり考えられているんだなーと思います。その立場にならないと、思いつかないですからね!
来週は、この先輩のご縁で、ベンチャー転職支援をされている、その界隈で有名な方とお会い頂けることになりました。私のやりたい事業と近いことを既に形にされているので、この領域の可能性や課題について教えて頂きたいです!と、無茶なお願いをしましたが、快諾して頂きました。
色々な方にお時間とって頂いているので、無駄にならないように、活かさないと!
裸一貫、の強さ
今日は、大学時代の友人と会ってきました。彼は現在ベトナム在住で、一時帰国中でした。昔から変わった奴でしたが、パワーアップしていました笑。
そもそもベトナムに住むことになった経緯は、世界を見ようと東南アジアを周遊中に、ベトナムで胡散臭い(←私の感想です)日本人実業家に出会い、一緒にビジネスやろうと言われたためです。そこで、波乱万丈色々あり、色々騙されたり追われたり(笑)、しながらも、結局今は自分でうまく事業を軌道に乗せているようでした。
まぁまぁ変な奴なわけですが、学び続けている(特に実践で)人は、この年齢くらいでかなり実力差が出てくるなという印象を受けました。社会人になって、何かをひょいひょい行動に移すのって、頭でっかちであればあるほど、「周りにバカだと思われたくないし・・・」とか「失敗したら笑われるし」とかいう理由で、やめてしまいがちです。でも、行動するからこそ、見えてくる学びもやっぱりあります(学びの質には個人差はありますが・・・)。そこで高速吸収できる人ってのはやっぱどんどんパワーアップしてくんだな、という印象です。彼は大学時代、別にすごい頭脳明晰キャラでもなければ(失礼)、バイトとか色々よーわからんことに手を出しているただの変わった人でした(笑)それが、実際に10年弱、色々自分でtrial & errorを繰り返して、普通に働いている人より、めっちゃ明晰に、面白い事業家になっている。
そんなもんなんだなーと思うとともに、やっぱり「身一つで何かチャレンジする」ことの重要性を感じた一日でした。四面楚歌の状況におかれ、一人で乗り切った人は本当に強いし、必要に迫られているのでめっちゃ学んでいる。もちろん、事業についても色々とアイデアをもらい、とーても勉強になりました。満足!
第3新卒の青田買い
新しい事業として、【キャリアは捨てたくないけれど、今は育児に比重を置きたい人】×【制約条件があり、未経験でも、「ポテンシャルのある」人に働いて欲しい企業(第3新卒の青田買い的)】のマッチングを考えています。
企業側の需要があるかはまだ聞いていないのでわからないのですが、少なくとも、ママ側が働こうかと考える時に、「やっぱ働くの無理だわ」と感じる思考回路は以下のようなものに思えます。
①そもそも融通がきく仕事を探したい(在宅勤務可、急な休みOK、時短とか週2勤務など、flexなど)
②融通がきき、そこそこのお給料の仕事は専門職(士業やSEなどスキルや資格が必要なもの)経験者のものしかなく、ハードルが高い
③専門性を求められない仕事は、時給が極端に安く、やりがいもないし、そうまでして働く意味が感じられない
30代前半で、特に大きな企業の総合職とかで働いていた場合、通常は「私の専門はコレです!」と言えないケースも多いと思います。
さらに、それが育児の制約があるとなった時には、もはや「私に利用価値など・・・」という意識になってしまうこともあるかもしれません。
でも、そういう人であっても、潜在的ポテンシャル(≒学ぶ力や、やる気、自主性?)がある人なら、会社にとって有意義な仕事ができるケースも往々にしてあると思います。
実際に、新卒~育児期までの就業期間が約10年だとしたら、子供が小学生ぐらいになってからのキャリアは超少なく見積もっても20年以上。
新しいキャリアをそこからはじめても、柔軟性さえあれば、ぜんぜんまだまだ成長していける期間は残されているわけです。
なのに、そういう層(潜在的な能力高い×専門性なし×労働時間制約あり)は現在出せる価値が少ないってことで、労働市場からは落とされているように思います。
そもそも、仕事の経験があって、子育ての経験があるというだけで、まあ普通の学卒の人よりは常識も身についているし(例えば電話の取り方とかマナーとかそういうところから教えなくて良かったり)、コミュ力もあるし、オトナだし、生産性は高い傾向にあると思います。でも、新卒採用は取り合いなのに、「専門性はまだない、でも能力はある」っていうママパパが好きな条件で仕事する場はなかなかなくて、なんだか勿体ない。
私は、そういう人×企業のマッチングをしていけたらなぁと思っています。
柔軟な働き方の需要はある
イベントの告知をしてから、久しぶりの友達や先輩後輩から連絡を結構もらいました。全員女性です。直接声をかけたのではないのに、イベントに参加したいと自分から教えてくれる人もいて、やっぱり需要はあるんだなと実感しています。
特に女性は、みんなこのぐらいの年齢(20代後半〜30代)になると、この先働き方ってどうしていったらいいんだろうとか、自分ごととしてすごく興味がある人が多い。男性にもいずれそうなって欲しいけど、まだまだ意識のギャップはあるし、子どもの最終責任をとるのは自分と思っている母親は多いと思います。その中で、無理しすぎずにやりがいもって仕事を続けるためには、働きやすい環境を提供してくれる、いい仕事を選ぶ、しかないと思います。リモートできる、とか、週3でもいい、とか、完全フレックスとか。
でも今はまだ、そんな環境が一般的とは言えません。
このイベントで、そんなオプションがあるのを知ってもらえたらなーと思っています。