ワーママ。

フルタイムワーママとして張り切っていた私。核家族が仕事家事育児を回しながら、笑って過ごすにはかなりの努力を要すると悟る。世の中の共働き家庭が、少しでも笑顔でゆっくり休める時間をつくりたい。

4/15イベントの告知

先般より書いていた、「働き方考えなおそう」系イベントの告知ページが出来上がりました。

 

4/15(日)14:00-16:00 半蔵門

※キッズスペース&希望者のお子様見守りあり

work.connpass.com

当日のスピーカーの方々は、人事のプロだったり、柔軟すぎて面白い働き方を実践している会社の方だったり、自社内で起業している方だったり、結構大物揃い。

そして、何と言っても私がとてもお呼びしてお目にかかりたかった、「逃げ恥に見る結婚の経済学」の著者の是枝さんをお呼びできたのは本当に嬉しい!

「逃げ恥」にみる結婚の経済学

「逃げ恥」にみる結婚の経済学

 

この方、「専業主婦は、夫の年収がすごーく高くない限り、労働力を搾取されている状態にあるし、逆に家事は外注してでも外に働きに出るメリットはこんなにあるよ」っていうのを、家庭内のミクロ経済の面から説いている方です。育児中の女性が仕事辞めないように促すにあたり、ワーママは辛いんだから男性は家事手伝ってあげないと!(怒)とか、逆に、仕事も育児も全力のワーママの時短術紹介!的なことを言うよりも、論理的で、特に男性の心に響きやすいアプローチな気がしています。 

このブログをお読み頂いている方も、もしご都合がつけば是非いらして下さいね^ ^

 

成功事例を3つつくる

昨日の続きです。

聞いたお話の中で一番印象に残ったのは、「何かはじめる上では、事例が先で、ハコ作るのは絶対後にした方がいい」という話。

みんな、何か新しいことを始めようと思った時には、ホームページ作ったりプレゼン資料作ってミッションなりビジョンなりゴリゴリ作って、それが一旦完成した時はかなりアガる。でもそのテンションの上がりは所詮レッドブルみたいなもんで、すぐに効果が切れるしそもそも机上の空論だから、そのプランに乗ってドカンと事業を始めようと思っても、余程筋が良くない限りはポシャる。

それなら、例え全くお金にならなくても、まず、自分のアイデアで成功事例を3つつくるということに注力した方がいい。私の例でいうと、企業(あるいはNPOなど)と、自分らしく働きたいママのコーディネーションを3件まずやってみる。

それで、見えてくる課題が必ずあるから、それを改善してやっていけばいいということ。

プランにミスや抜けが多そうな私なだけに、なんだかとても腑に落ちるお話でした。

とりあえず、行動。

なんた゛かとても

働く側に求められる力&ソーシャルセクターで身につく能力

今日は、NPOへのコンサルティングやファンドレイジングを仕事としてされている方にお会いしてきました。

私のやりたい事業の核になる思いは今のところ、

「子育て中のママパパに、時短やリモートなど制約があっても、自身の成長に繋がるような面白い仕事を続けてもらいたい(&そのためのプラットフォームを作りたい)」

というところにあるのですが、果たして実際に企業/ソーシャルセクター側にはそういう人材へのニーズがあるのか、あるとすると、条件はどんなことなのかを聞きたくてお時間とって頂きました。

結論から言うと、ニーズはある。そしてNPOや社団法人であっても必要なものにはお金は出す。ただし超えるべきハードルは「働く側の商品としての価値が何なのかを明確にする」ところだと。当然ですが、誰もわけわからずスキルもない人を時短やリモートでまで仕事をお願いする人は居ないわけで、自分のことを商品として魅力的に思ってもらう必要があるわけです。一人一人の能力をどう棚卸ししていくかが重要なようです。(←でもはじめは人の手で作業をやって、ゆくゆくAIなどのサポート入れないとスケールできなさそうと思います)

逆に、それができれば、NPO営利企業と比べて、受益側とサポートする側の二方向のステークホルダーがいるために、両方に対する調整やバランスが難しく、上手くマネジメントすることが求められるため、かなり鍛えられる世界とのこと。それだけに、今後のキャリアにも役立ちそうです。

働く側の能力を委託側のニーズに合う形で棚卸ししていくというのがまず第一の課題になりそうです。(つづく)

 

企画の概要が決まりました

昨日は、私が企画することになった働き方カンファレンス(仮)のミーティングを行いました。

といっても、メンバー3人はみんな子供がいて、仕事も忙しいので、ミーティングは休日の午後、子供の落ち着いている時間帯にサクッとskypeで。

、、と思ったらskypeがエラーで?全く使えず。appear.in というオンラインビデオ通話ツールでやりました。この話を頂いてから色んなツールや面白い会社や面白い人を紹介してもらう機会が多く、とても勉強になります。というか、自分の今の職場が如何に狭い世界で、私もその世界に甘んじ勉強を怠っていたかを実感します。

それはさておき、ひとまず企画の概要や集客などもはっきりしてきたので、一安心。今週には告知開始です。

少しでも、働き方と家庭のバランスを考えているママやパパに届きますように、、!

 

男女の意識の差が少なくなればいいな(主に女の意識が下がる方向で)

友達が参加しているコミュニティの話です。

理想のパパ像を話し合い、「仕事もパパ業も全力でやろう」「かっこいいパパになろう」という目標を掲げ、素敵なパパコミュニティを創ろうとしている取り組みがあります。

このような取り組みは、とても良いことだと思います。パパ同士が、育児と仕事について話す機会は必要です。

その話を聞いてて一つ、今の社会でのママとパパの違いはここだなーと思ったことがあります。

そのコミュニティの会合が、平日の夜の飲み会という形で行われるということ。

そもそも、ママ会をしようと思った時に、「平日夜で」というアイデアがでることは、ワ―ママ界ではありえません。

10人以上規模のワーママの集まりを考える時に、平日夜でみんなに参加してもらうなんて難しすぎるからです。

現実的には、平日ランチか、土日に子連れで、あるいはだいぶ前に計画しておいて休日夜に子供を任せて出る、という風になります。

 

こういう風に考えると、やっぱり男女の差はまだまだすごいなと。

そして、こういうちょっとした日々の差の積み重ねによっても、男女の役割意識は強まっていくような気がします。

パパは「平日夜の予定は自由にしてOK」ということが常識であり、ママは「夜は外出できないもの、ということが自分の中で常識化する」という感じで。

ママにとっても、夜の時間が外で一切使えないということは、社会的にも仕事的にもハンディになりえます。

私自身のことを考えても、夜にたまに飲んで仕事以外の人と話したり、会合に参加することはリフレッシュになるし、刺激になります。

(その点私は恵まれているのだと思います)

 

というわけで、ママも、罪悪感なく誰かに家のことを任せて、夜もたまには外で過ごすのが当たり前の環境になればいいな。

それが、「配偶者に恵まれた一部のママの特権」ではなく、ごくごくふつーなことになればいいな。

 

超自由な仕事

いまのところ、差し当たって自分がやりたいサービスは、「限られた時間しか仕事に使えないけど、やりがいのある仕事をしたい!という人のためのお仕事情報提供+紹介」かなというところに行き着いています。wantedly的な感じだけど、限られた時間だけしか働けなくても受け入れてもらえる企業を紹介するというか。

そこの求人をみたら、時間制約があっても、こんなに面白い仕事ができるのか、とか、時間制約に気兼ねしなくて、リラックスして働ける場が実はこんなにあるんだとか、そういうのを知ってもらえるといいなと思っています。

ワーママがある程度余裕をもって育児と仕事を両立させるためには、単純に、総労働量を減らすしかなく、労働量を減らすためには、家事育児の総量か、仕事の総量を減らすしかないわけです。

家事育児の総量を減らす方向性だと、家事育児代行サービスなどへの外注や、夫の育児参加が考えられます。これは既に取り組まれはじめている領域です。かたや仕事の量を減らす取り組みというのは、派遣やパートという次元では存在していますが、「面白い仕事」から降りずに労働時間や条件に極端に幅を持たせるという選択肢って、まだまだ一般的ではないのかもな、と思います。例えば週3完全在宅だけど面白い仕事ができて、いずれは正社員的に働ける道が残されている、という感じで。

そういう選択肢がもっと一般的になれば、ママでもキャリアを断絶せずにちょっとは働こうか、となるかもしれない。教育を受けたママが、子育てだけでなく、仕事でも無理なく能力をいかしていける、そんな仕組みができたらなーと思います。

 

話相手

人と話すと、自分の理解が曖昧な部分が分かったり、逆に考えがまとまったりすることが多いように思います。

我が夫、家事育児の面で揉め事もあるものの、とても良い話相手であり助言者だなと思うこともよくあります。

今私は、ビジネスのアイデアとかをバラバラと考えていて、それを他人に話するときは、「ちゃんと話そう」と思って結局考えの半分以下しか口に出さないのですが、夫相手だと、自分の知能レベルの低さは既に知られているので、心置きなく中途半端でもなんでも口にできる。

そして、それを聞いて、関連する知識を教えてくれたり、アイデアをくれたり、そんな過程で自分の考えも深まったりするわけです。

口に出すのってやっぱり重要だなっていうことと、あとは、馬鹿にせずに話を聞いてくれる人の存在は、チャレンジにはとても必要だなということと。

本当に、学びや気づくことの多い日々です、、。