ワーママ。

フルタイムワーママとして張り切っていた私。核家族が仕事家事育児を回しながら、笑って過ごすにはかなりの努力を要すると悟る。世の中の共働き家庭が、少しでも笑顔でゆっくり休める時間をつくりたい。

第3新卒の青田買い

新しい事業として、【キャリアは捨てたくないけれど、今は育児に比重を置きたい人】×【制約条件があり、未経験でも、「ポテンシャルのある」人に働いて欲しい企業(第3新卒の青田買い的)】のマッチングを考えています。

企業側の需要があるかはまだ聞いていないのでわからないのですが、少なくとも、ママ側が働こうかと考える時に、「やっぱ働くの無理だわ」と感じる思考回路は以下のようなものに思えます。

①そもそも融通がきく仕事を探したい(在宅勤務可、急な休みOK、時短とか週2勤務など、flexなど)

②融通がきき、そこそこのお給料の仕事は専門職(士業やSEなどスキルや資格が必要なもの)経験者のものしかなく、ハードルが高い

③専門性を求められない仕事は、時給が極端に安く、やりがいもないし、そうまでして働く意味が感じられない

 

30代前半で、特に大きな企業の総合職とかで働いていた場合、通常は「私の専門はコレです!」と言えないケースも多いと思います。

さらに、それが育児の制約があるとなった時には、もはや「私に利用価値など・・・」という意識になってしまうこともあるかもしれません。

でも、そういう人であっても、潜在的ポテンシャル(≒学ぶ力や、やる気、自主性?)がある人なら、会社にとって有意義な仕事ができるケースも往々にしてあると思います。

実際に、新卒~育児期までの就業期間が約10年だとしたら、子供が小学生ぐらいになってからのキャリアは超少なく見積もっても20年以上。

新しいキャリアをそこからはじめても、柔軟性さえあれば、ぜんぜんまだまだ成長していける期間は残されているわけです。

なのに、そういう層(潜在的な能力高い×専門性なし×労働時間制約あり)は現在出せる価値が少ないってことで、労働市場からは落とされているように思います。

 

そもそも、仕事の経験があって、子育ての経験があるというだけで、まあ普通の学卒の人よりは常識も身についているし(例えば電話の取り方とかマナーとかそういうところから教えなくて良かったり)、コミュ力もあるし、オトナだし、生産性は高い傾向にあると思います。でも、新卒採用は取り合いなのに、「専門性はまだない、でも能力はある」っていうママパパが好きな条件で仕事する場はなかなかなくて、なんだか勿体ない。

私は、そういう人×企業のマッチングをしていけたらなぁと思っています。