ワーママ。

フルタイムワーママとして張り切っていた私。核家族が仕事家事育児を回しながら、笑って過ごすにはかなりの努力を要すると悟る。世の中の共働き家庭が、少しでも笑顔でゆっくり休める時間をつくりたい。

2017-01-01から1年間の記事一覧

仕事か育児かで迷う人達へのサポートが重要?

昨日の記事の続き。コミュニティごとに、住んでいる意識上の世界が違うというのは、実際私の友人からも感じることがある。 例えば、家事代行サービスやシッターサービスについて話に上がると、東京中心部に住むバリキャリ系の女友達は「使ったことあるし、ま…

キャリアと家事育児に欲張りなママってどれくらいいるんだろ

最近、日経デュアルを購読しはじめた。そこで読む記事はとても勉強になるけれども、つくづく、住む意識上の世界による分断を感じている。 この媒体は共働き育児世帯に向けた情報誌で、両立のための会社の取り組みや社会の動向、家庭での取り組みや工夫、育児…

仕事と家庭は両立できない? by アンマリー・スローター

先日、Unfinished Business(訳書:仕事と家庭は両立できない?女性が輝く社会のウソ・ホント)by Ann Marie Slaughter を読んだ。とても読みやすく、納得感があり、私が今の仕事を辞めるという決断をする一押しをする本となった。 この本では、現代の働く母…

保育園が子どもの成長を支えてくれている

最近、子どもの認知能力・言語能力の進化がすさまじい。子どもを育てていると、停滞期、後退期を経て、ぐーんと成長が見える時期というのが順々に来るように感じる。もちろん、大人に比べると比較にならない程、常に成長してはいるのだが、それでも時期によ…

パーティーのプランニングで時間切れにならないために

今週土曜日、我が家で子連れ家族4組を招待してクリスマスパーティーを行う。子供がいるパーティーの準備はなかなか大変だ。食べ物についても、子供もOKな薄味&栄養価の高いものと、大人が好むものを用意しなければならないし、飾り付けも子供が喜ぶもので…

食事の形式に固執しすぎない

うちの子どもは食事のマナーがなっていない(つまり、躾がなっていない)。ちゃんと一人分盛り付けて配膳するものの、好みでないご飯は全て、何故か、「あまいから~」と言って残したり(謎)、そしてその残り物も既にぐちゃぐちゃやってたりして、残りを親…

運動時間確保のための荒業

ワーママには運動する時間がない。本来であれば、独身時代同様、運動して体系を維持し、お洒落して、ネイルして、仕事もバリバリして、友達ともばっちり遊んで、と言いたいところだが、家事育児が優先順位のトップに君臨している今ではその全てがままならな…

ワーママ恐怖の師走

ワーママの年末は恐ろしい。先日の台湾旅行はエクストラだが、それ以外にも年末はやることが山積みだ。多くが、必ずしもやらなくてもいいことかもしれないが、働いていることを言い訳にしたくないという気持ちで、意地で取り組んでしまう。 まず、みんなが集…

ホテル住まいの魅力を感じた台湾

先週末行っていた台湾は、初めての子連れ海外旅行だったが、意外と飛行機はやすやすとクリアし、テレビや手遊びやなんやかんやで間を持たせることができた。友達の結婚式に呼ばれ、全員で出席したのだが、案の定そこが鬼門、静かな中我が家の坊っちゃまがワ…

母が育児をやりすぎるのは台湾でも一緒らしい

先週末、台湾の友達の結婚式に家族で出席した。彼は物凄いお金持ちで、親から2億5000円万円相当のマンションを貰っているすごい奴である。 まぁそれはそうとして、彼には来年子どもが生まれる予定だそう。そのことについて話をしていた際に、台湾でも男性が…

ちょっと支えてくれる人の存在

今日は子どもに久々に本気で腹が立った。栄養を考えて作ってある晩ご飯の内容が気に食わなかったらしく、一瞥を加えた後、ぎゃーーーー!という甲高い鳴き声で泣き、食べるのをひたすら拒否し続け、机をバンバンたたき、食べさせようとするスプーンを全力で…

「リフレッシュできた!」っていう最高の週末のイメージはこれ

先日の「夫からの休日提案を拒否する話」とも関連するのだが、本当に、後腐れなく、さらに罪悪感もなく、休日をエンジョイできれば、ママはその選択をすると思う。そのような休日は月1日、あるいは2か月に1回でもあれば、気分がとても楽しくなると思う。 …

困った時に気軽にお願いできる存在が必要

昨日に引き続き、今日も子どもの熱が下がらず、私は仕事を休んだ。もう主に子育てとの両立が厳しいため辞めると決めているので、もはや会社側も優しく受け止めてくれるが、普通に、普通の会社で、共働きをしている人ならそうはならないだろう。 うちの子ども…

病病介護はかなりしんどい

週末、子どものお腹の調子が悪く、「おなかいたーいの」と言っていた。食欲は減退気味だったが、それでも元気に走り回っていたので油断していたが、昨晩私の気分が悪くなり、嘔吐下痢に苦しんだということで、これはノロ一択だ。子どもの熱が一向に下がらな…

少ない関わりの時間で気をつけていること

ワーママは子どもと触れ合う時間が圧倒的に少ない。特に私は朝7:20頃には家を出、夜のお迎えは18:15。寝かせるのは20:30と決めているので、平日に子どもと一緒に過ごせる時間は日に2時間半程度だ。 圧倒的に親より保育園の先生と過ごしている時間の方が長い…

家事サービスを使わない理由

昨日の記事で、ワーママは周囲の人やサービスの助けを借りてやっていかなければというようなことを書いた。しかし私自身も、こと外部サービスの利用に関しては二の足を踏んでしまう。 最近では、クラウドソーシング的なシッターさん探しサイトや、家事お助け…

ワーママ生活は借り物競争

今日、同じく子どもを育てながらフルタイムで働いている大学時代の友達に会った。都内、ハードワークで子ども二人は別々の保育園というなんともパワフルな生活中だが、楽しく充実している様子だった。 この友達は転職したてだが、転職前よりも生活も気持ちも…

追われない世界

ワーママは日頃、メンテナンス的な家事で手一杯で、大きなことはなかなか手につけられない。子どもが寝た後の時間は子どもを起こさないようにあまりドタバタ大掛かりな家事はできないし、外掃除や片付けといったことも、単純に暗いので、できない。 休日の昼…

ワーママが夫の「休日提案」を受け入れないのには理由がある

現代のワーパパは、世の中の思い込みと反して(!)、意外と優しいと思う。家事育児を担わないというつもりもないし、言われたら手伝うつもりだし、妻にもリフレッシュして欲しいと思っている。だから、「今日は半日(あるいは一日)子供をみているから、ど…

ワーママの苦労は外には見えない

昨日、会社のメンバーに、退職の決断をしたというご報告をさせていただいたが、その後皆から立て続けにメールをもらった。応援してくれてとても有り難く、本当に良い職場で仕事をさせて頂いたことをとても嬉しく思った。 頂いたメールの中には、「楽しそうに…

退職の報告

今日、正式に社員の方々に退職のご報告をさせていただいた。職務の都合上、役員の方々とご相談の上、2018年3月付での退職となった。自分がもう後戻りできないように、逃げ場を作らないように、次は会社に所属せず、自分でワーキングマザーのためのサービスを…

自分が居なくても大丈夫、という状況をつくるべき

toyokeizai.net 家事育児は女性が行うのが理想的と思い込んでいる女性は未だに多い。家のことを全て自分一人で回せる女が「女としての価値が高い」というように感じている。しかし、随分前になるが、この記事を読んで、私は「まさにその通りだ!」と思った。…

妻の抱える孤独感への理解が大切

夫の物理的不在に加え、「しんどさを理解してくれてない行動」が発覚した時、孤独感はより強まる。 名誉のために断っておくと、私の夫は、仕事の忙しい職種の割にはかなり家事育児に積極的な方だと思う。周りには忙しいのにすごいと言われ、私の両親が我が家…

ワーママの重圧と孤独感

自分自身を振り返ると、子育てや家事の重圧を強く感じるのは、孤独な時だと思う。核家族で、共働きで、夫の帰りがいつも遅いという家の妻はとても孤独だ。 私の場合、仕事と家事と育児の三つ巴のしんどさは誰とも共有できず、特に夜の時間帯に自分が一人で家…

共働き家事育児大全

女性が家事育児を抱えすぎるということの背景には、男性が、女性はどういったところに不満を持っているのかに気づいていないという致命的な問題があると思う。 そもそもやる気がないという人は論外だが、「何をやればいいかが分からないけれどいつも妻が怒っ…

パートナーの家事レベルを上げることが将来の自分を救うという話

女性がきつさを一人で抱えてしまう状況の裏には、女性側にも原因がある場合が多い。驚くのは家事育児周りで不満があるのに「夫に何も言わない」女性の多さだ。曰く、「言うと角が立つし、エネルギー使うし、自分でやった方が早いし」ということらしい。しか…

起業の経緯④

そんなこんなで仕事を辞めようかと考えていた時、周りのワーママ女友達で同じようなことに悩み、考えている人の多さに驚いた。「とりあえず毎日大変すぎて疲弊」「夫の助けが全くないので続けられない」「家近で楽な仕事に転職しようかな~」 あぁみんな同じ…

ワーママを助けるのは家事の分担だという噂

育児中のワーキングマザーを助けようと思った時にまず大事なのは家事雑事のヘルプだ。正直、子供と遊ぶ(あるいは一緒にテレビを見る)なんてのは、誰かがその間に家事を済ませてくれるのであれば逆に自分がやりたいぐらいで、ストレス緩和にはならない。ワ…

子育てママの苦悩

私の経験から、日本の子育てしている女性は抱えすぎていると思う。そこでよく取沙汰されるのが、夫の在り方だ。 私は新卒の時、オーバーワーク上等のコンサルティング会社で約2年働いていた。残業休日出勤三昧の男性の気持ちも理解できているつもりだ。確か…

起業の経緯③

(承前) そんなことが何回かあったのがきっかけで(←)、現代の日本において家事や育児を主に担う側の人間が、仕事を両立することのキツさについて日々考えるようになった。 特に私の仕事は教育関係の営業職のため、給与は売上に連動し、仕事の性質上、夜や…