ワーママ。

フルタイムワーママとして張り切っていた私。核家族が仕事家事育児を回しながら、笑って過ごすにはかなりの努力を要すると悟る。世の中の共働き家庭が、少しでも笑顔でゆっくり休める時間をつくりたい。

食事の形式に固執しすぎない

うちの子どもは食事のマナーがなっていない(つまり、躾がなっていない)。ちゃんと一人分盛り付けて配膳するものの、好みでないご飯は全て、何故か、「あまいから~」と言って残したり(謎)、そしてその残り物も既にぐちゃぐちゃやってたりして、残りを親が食べられる状態でもない。そして、いつも残飯を捨てていたのだが、それはかなり勿体ないし手間でもある。そこで私は最近、配膳という行為を諦めた。私と子の二人分のおかず、ご飯をまず、ちょっとお洒落な(←重要)保存容器に入れるか、鍋のまま、食卓に出す。子供には大皿一枚とスープ皿の2枚のみを提供。そして食卓から、まず2-3口分だけ子どものおかずやご飯を取り分ける。そして、おかわりを欲すれば、新たに与える。何故こんなことも思いつかなかったのかと思うが、「ご飯はちゃんと一人分ずつとりわける」ということが習慣化していて、鍋ごと出して一皿に盛り付けるなんてガサツな感じで嫌だったし、考えることもあまりなかった。

しかし最早そんなことは言ってられない。形よりも実をとるしかない。そういえば、北欧のどこかの国のワーママもそうして洗い物を減らし、極力楽をしているとか。ちなみにその家では、朝はパンとハム、チーズ、野菜などを大皿に並べ、それぞれが好きなものをパンにのせて食べるというオープンサンド形式で、さらにメニューは毎朝同じだそうで、曰く「子供が栄養をとれることが目的だから」。形式というものも重要だとは思うが、今の優先順位は、子供が栄養のあるご飯をちゃんと食べられることと、自分が疲れすぎないことであるべきだ。

・・・といつも自分に言い聞かせるものの、「形」と「実」の間で揺れるのが私の常である。