ワーママ。

フルタイムワーママとして張り切っていた私。核家族が仕事家事育児を回しながら、笑って過ごすにはかなりの努力を要すると悟る。世の中の共働き家庭が、少しでも笑顔でゆっくり休める時間をつくりたい。

料理を明け渡すのはかなり勇気と根気が要る

ワーママはもっと周りを頼るべきだし、夫にも諦めずにお願いし続け、周りの助けも借りるべきだと常々私は思っているし、そういう在り方のよさを伝えたいとも思っている。

しかし自分ごととなると、なかなか一筋縄ではいかないとも感じる。夫は仕事が忙しい中でもとてもよく家事育児をやってくれると思うが、そんな我が家にも私の聖域は未だ存在する。聖域とは、私しかほぼ取り組まない(夫の取り組み率が5%未満くらいの)家事のことである。

頻度の高いものでいうと、買い物と料理。生協やネットスーパーの食材は必ず私が注文し、朝食のストックは必ず私が冷凍保存しておいたものやハムなどのおかずをチンして食べる。夕食は全て私が作る。夫が食事に携わるのは、夫が早く帰宅出来そうな日、「今日は大人のご飯がないから買ってきて」と頼んだ時に出来合いの何かを買ってきてくれる、それくらいだ。

(少しグチると、息子の教育方針について「小学校になったら一日は子どもの料理担当の日を作ろう!」と言っている当人が月一度すらも料理をしていないというのはかなりいただけない*´-`))

そして、日用品の買い物。さらに、微妙なところでいうと、風呂&洗面所&キッチンの掃除と、サイクロン掃除機&ロボット掃除機のゴミ捨て。これらは私が必ずやっている作業である。

まぁ、考えられるのがこのくらいだということもかなり良い方だとは思うのだが、本当に料理ときたら、他の家事と比べて重要度高く時間もかかる。栄養バランスもよく、子どもが好んで食べるおかずや汁物を毎日用意するのは本当にひと苦労だ。かと言って夫に任せると、油物や、味の濃いもの、栄養価に疑問符がつくが子どもは好きなもの、など看過しがたいメニューになってしまう。

本当は、こうして自分一人で背負い混むのはいけないと分かっている。でも、まず「好きなもの」より栄養価の高いものを作って食べさせることの重要性を理解してもらい、それからメニューを考え、買い物をし、日々の料理を作ってもらう、それがマトモにできるようになる、そこまでの道のりが長すぎて教える方も気力が持たない。自分でやるからもういいや、となってしまう。

世の多くのお母様方と同じ問題に私も直面し、まだまだ解決できずにいる。長い道のりは続く、、。