ワーママ。

フルタイムワーママとして張り切っていた私。核家族が仕事家事育児を回しながら、笑って過ごすにはかなりの努力を要すると悟る。世の中の共働き家庭が、少しでも笑顔でゆっくり休める時間をつくりたい。

キャリアと家事育児に欲張りなママってどれくらいいるんだろ

最近、日経デュアルを購読しはじめた。そこで読む記事はとても勉強になるけれども、つくづく、住む意識上の世界による分断を感じている。

この媒体は共働き育児世帯に向けた情報誌で、両立のための会社の取り組みや社会の動向、家庭での取り組みや工夫、育児情報などについての記事を多数掲載している。そこでは、家事育児は極力周りのヘルプを借りたり外食なども使いつつ、自分(ママ)は残業なども極力しつつ、バリバリ楽しみながら頑張るのが家族みんなにとって良いという空気感がものすごい勢いで漂っている。

私は東京都内に住んでいないので、周りに住むママ友たちにはまだまだ「ママはママ業をこなすもの」という暗黙の了解が漂っている。家事サポートやシッター依頼なんて普段使いには考えられないし、そこまでして仕事しなくても的な感じだ。

私自身はというと、二つの価値観の中間地点で揺れていて、欲張りしようとして爆死しているタイプなのかもしれない。夫は仕事が忙しく、帰宅も遅く出張も多い。そして両方の祖父母は遠方。その中で、子育ても家事もちゃんと自分でやって、そして仕事も男性と同じようにこなすということを目指そうとしてきた。悪条件の中で、あれもこれもと頑張りすぎることでゲームオーバーしそうだった経験から、ママが休むためのサポートをしたいと思うようになったけれど、果たして私と同じように悩むお母さんはどのくらい存在しているのだろう。

ちょっと不安になってきたこの頃だが、ちゃんとニーズを捉えたサービスを考えていきたい。