ワーママ。

フルタイムワーママとして張り切っていた私。核家族が仕事家事育児を回しながら、笑って過ごすにはかなりの努力を要すると悟る。世の中の共働き家庭が、少しでも笑顔でゆっくり休める時間をつくりたい。

ワーママ2.0が目指される時代になったらしい

日経dualを読んでいると、ワーママ2.0という言葉が出てきた。完全に誌上の造語だが、ワーママ1.0とは、一昔前(もしかしたら今も?)のワーママ理想像であり、バリバリガチムチ系のワーママのことであり、(自分の母親が手伝ってくれる場合も往々にしてあるが)家事も育児も仕事もフル稼働でどちらでも成功するぞ!!的な体力オバケ専用ワーママのこと。これが「ワーママの鑑」となっていた時代には、「わ、わたしには到底無理だ・・・」とワーママから脱落する人が今よりかなり多かっただろう。

 

しかし、今はワーママ2.0が(日経dual曰く、)目指される時代とのこと。「バリバリでもゆるゆるでもない、仕事を諦めるのではなく、フレクシブルにしながら子育てにもしっかりコミットする」というスタイルが目指されるようになってきているという。

私も、この価値観があたり前になることで、働き続けたいと思うママが多くなるのではないかなと思う。マミートラックに乗らずやりがいはある、けれど、仕事の仕方には柔軟性を持たせる。子育ては「完全人任せ」ではなく、要所は自分でみるし、教育にもちゃんと関わり、責任を持つ。それが目指せる社会の土壌は何となくできてきたし、本当はみんなそうすれば続けられるのではないかと。

 

私自身、仕事復帰してからは、異なる二つの価値観で揺れる日々を送ってきた。

 

基本、仕事バリバリやりたい

→でも柔軟性のない職場×核家族だと、ママにとっては子育てor仕事の二択迫られてる感がすごい

→なんと言われようと、私はどっちも捨てたくない

→ていうか小学校になったら大丈夫、とみんないうけれど、なにをもって「大丈夫」と定義するんだろう?私自身は『ただ子供が成長する』だけではなく、習い事などを含めて子供の才能を伸ばす手伝いは極力してあげたい

→でも仕事も捨てられない

→とりあえず今の仕事はワークスタイル上無理だなorz

 

というわけで、私の場合は、独立するという選択をした。人それぞれの生活環境や運にもよると思うけれど、本当に、仕事も子育ても、どちらも80%ぐらいで頑張れる、flexibleな生き方をできる人が極力増えて欲しい。男性も女性も、そうなればいいと思う。男性の労働力を家庭に引き込むことで、男性側の労働力は今より物理的には減るかもしれないが、今、子育てのために仕事を0%にしてしまった女性が80%の力で仕事するようになると、社会の収支は大きくプラスだ。

この収支がほんとにプラスになるということ、そして、家庭内でもそうすることが経済的にもプラスになるということをデータで証明しよう、という趣旨の本もあるので、沢山読んで勉強したいと思う。