ワーママ。

フルタイムワーママとして張り切っていた私。核家族が仕事家事育児を回しながら、笑って過ごすにはかなりの努力を要すると悟る。世の中の共働き家庭が、少しでも笑顔でゆっくり休める時間をつくりたい。

男女の意識の差が少なくなればいいな(主に女の意識が下がる方向で)

友達が参加しているコミュニティの話です。

理想のパパ像を話し合い、「仕事もパパ業も全力でやろう」「かっこいいパパになろう」という目標を掲げ、素敵なパパコミュニティを創ろうとしている取り組みがあります。

このような取り組みは、とても良いことだと思います。パパ同士が、育児と仕事について話す機会は必要です。

その話を聞いてて一つ、今の社会でのママとパパの違いはここだなーと思ったことがあります。

そのコミュニティの会合が、平日の夜の飲み会という形で行われるということ。

そもそも、ママ会をしようと思った時に、「平日夜で」というアイデアがでることは、ワ―ママ界ではありえません。

10人以上規模のワーママの集まりを考える時に、平日夜でみんなに参加してもらうなんて難しすぎるからです。

現実的には、平日ランチか、土日に子連れで、あるいはだいぶ前に計画しておいて休日夜に子供を任せて出る、という風になります。

 

こういう風に考えると、やっぱり男女の差はまだまだすごいなと。

そして、こういうちょっとした日々の差の積み重ねによっても、男女の役割意識は強まっていくような気がします。

パパは「平日夜の予定は自由にしてOK」ということが常識であり、ママは「夜は外出できないもの、ということが自分の中で常識化する」という感じで。

ママにとっても、夜の時間が外で一切使えないということは、社会的にも仕事的にもハンディになりえます。

私自身のことを考えても、夜にたまに飲んで仕事以外の人と話したり、会合に参加することはリフレッシュになるし、刺激になります。

(その点私は恵まれているのだと思います)

 

というわけで、ママも、罪悪感なく誰かに家のことを任せて、夜もたまには外で過ごすのが当たり前の環境になればいいな。

それが、「配偶者に恵まれた一部のママの特権」ではなく、ごくごくふつーなことになればいいな。