逃げ恥の感想

お休み最後の昨日は、家でひたすらゆっくりするということで、プログラミングの勉強をしながら、年末年始に一挙放送していた逃げ恥を全て観た。気になっていたのに、今まで通しで見る機会がなく、この度再放送ということで楽しみに録画していたのだが、噂通りとっても面白くて一日で一気に見てしまった。

とにかくみくりさんと平匡さんのドキドキする恋愛に目が離せない面白さが一番だけれど、それに加えて、女性目線から現代の結婚後の女性が抱える問題や社会の目などについて、重すぎず伝えられていたのがとても良いと思った。

曰く、結婚する時の女性は往々にして「好きの搾取」で家事の過分担に陥る。（相手の男性が好きならやってあげるのが普通だよね？的なもの）そして、分担がちゃんとこなせていないと、不満を言われることすらある。だけども、本来完璧に家事をこなすことが好きな女性はかなり少数派で、ダルい日にはサボりたくもなれば、今日は外食でいーや、ともなるのは男性と全く同じ。でもそれは当然許されるべきで、何故ならそれはボランティアの無償労働だからだ。ボランティアは好きでやるものだから、強制できるようなものでなく、高い質での抜けない家事を強制したいのであれば正当な（そして安すぎない）対価が払われるべきであると。

家事労働はかなり重労働であるにも関わらず、夫が評価しなければ価値ゼロとなる世界。その事実について、男性側を批判する風でもなく、淡々と伝えているところが（※しかも死ぬほど可愛く、控えめっぽいガッキーが）とても心に入りやすく良いドラマだと思った。

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