ワーママ。

フルタイムワーママとして張り切っていた私。核家族が仕事家事育児を回しながら、笑って過ごすにはかなりの努力を要すると悟る。世の中の共働き家庭が、少しでも笑顔でゆっくり休める時間をつくりたい。

親がいなくても大丈夫!そんな子にするために

私の今の仕事は子どもの留学関係の仕事なので、仕事柄中学くらいの年齢の子供や親に会うことが多い。色んな親子の観察(失礼)は育児真っ最中の私の恰好の勉強の餌食機会になっている。

中学くらいになると、「しっかりしてる子」は、話をしただけで結構わかる。人の話をちゃんと理解することができるし、自分の考えも人に説明することができる(できない子も意外と多い)。我がはるまきにもしっかりした人になって欲しいと願っているが、願っただけでは何にもならんので、親として何を気を付けたらよいのか緩やかに観察を続けている。

どうも、しっかりしている子の親はあまりガミガミ言ったり、先回りしない傾向があるようだ。むしろ、どっちかというと「ぽわわ~☆^^」としていて、基本は「親は分からないので子供にお任せしまーす!」スタイルが多い。ちなみに子どもがしっかりしているから親が先回りをしなくてよいのか、親が先回りをしないから子供が必要性に駆られてしっかりするのか、その因果関係は不明だが、何はともあれお互いに認め合っている風でなにやら楽しそうだ。

反対の例で、親が超優秀な執事並みに率先して動く場合、子どもが思考停止してぽやーんとしているパターンが多くみられる(特に男子に多そう)。このような場合、親は子供の頼りなさに焦っているが、当人は完全に他人事であり、最終的には親が怒り心頭となりバッドエンドを迎える(というか子どもはずっとぽわわーんとしており、親が諦めて全部やる)。まぁ、かくいう私も、誰かがやってくれるなら喜んでタダ乗りするタイプなので同じ立場なら同じようにすると思う←

というわけで、独自のリサーチ結果から、私の場合は、幼少期より、可能な限り子供に任せるスタイルを採用することとしている。手取らず足取らず、可愛い子にガンガン旅させる、転ばぬ先の杖はなし、・・・ずぼらな私にはうってつけの教育方針である。本人の意思でチャレンジさせ、自分で考えさせる。痛い目みることも多いかと思うが、中学くらいには自分のことは大概自分で考えて実行できる(ついでに家事も任せられる便利な素晴らしい)人財になって頂きたい。